資金繰りの悪化でヤミ金融に手を出し、破産に追い込まれた事例 内装業者 | 弁護士による会社の再生・破産の法律相談  

資金繰りの悪化でヤミ金融に手を出し、破産に追い込まれた事例 内装業者

業種 内装業者
従業員数 5名
負債総額 約1億7000万円
債権者数 約70名
業績が悪化した理由 前経営者に対し、多額の退職金を支払うことになり、資金繰りが悪化。また、これを切り抜けようと安易にヤミ金融に手を出し、法外な手数料を支払った結果、資金繰りが決定的に悪化し、会社を存続させていくことは不可能となった。

事業を閉鎖する旨を全債権者に通知した後は、多数の債権者から問い合わせや苦情がきたが、1件ずつ対応をし、2週間後に一応の収束をみた。ヤミ金融に対しても、申立代理人が数社と直接対応をし、代表者が一切対応をすることなく、終結をさせた。
事務所の明け渡し、引越しについても、必要な額を会社の財産から拠出をし、無事に完了させた。

一部債権者から申立人社長の多額の遊興費の使用を問題視されたが、1件ずつ丁寧に説明をし、大きな問題とはならなかった。裁判所でも同様に一応問題視されたが、結果的には事業に必要な接待費であると理解してもらうことができ、無事に終結するに至った。

従業員に対しては未払い給料のすべてを支払った。一部のものから給料の支払いを要求されたが、従業員ではなく外注業者であるという認識のもと、要求を退け、裁判所でもそのような結果を得た。

過去に過大に支払ったとされた元経営陣への退職金の支払いについても、裁判所で問題視をされたが、丁寧に説明をし、不明朗な支出ではないとされ、問題は起きなかった。
現在、代表者は同業の同種事業を営んでいる。

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